ライブは本当に必要か?(“本気”が故に、見えなくなる本質。)
バンド番長

■ライブは本当に必要か?
 (“本気”が故に、見えなくなる本質。)
俺様は昔、プロ指向のバリバリのバンドをやっていた。
それと同時進行にて劇団員と、遊びのバンドもやっていた。
劇団員と言っても結構レベルは高く、自分たちの公演の中に、バンドのテーマのコントを入れるとかでやっていたバンドだ。

この両者、将来のベクトルは(傾倒は似ているが)違う方向に向かっている。
前者は音楽一本!バリバリ派、後者は演劇が本命。音楽は余興。
演奏レベルは、これが驚くほどに、両者同じくらい。

さて、
本題だ。
この両者を、客観的に見ていたんだよ。当時の俺様は。
結論から言うと、
「バリバリ音楽で成功したい」と言う、完全プロ指向バンドは、
あまりにも考えすぎて、とても退屈な、なんの興味もそそらない音になっていたんだな〜。
要はどこにでもいる普通の上手いバンド・・・ってやつだ。
「僕らは劇団員」のプロ指向というよりは、まー余興的にやっていたバンドは、
好き勝手な曲を作ったり、演奏したりしてる性か、なにかわくわくするスリリングな音になっていたな。
言い方変えれば、まー自分達の好き勝手にやっていたからな。

そこで、俺様は勝手に考えた。
(以下は、俺様の経験を元にしている。)


バンドマンが、“本気”で将来を考えた時、「どうしたら売れるか」、「どうしたら皆に覚えてもらうか」に特化して必死に考えるんだ。
またヒットしている曲や過去のヒット曲、他のバンドの曲など、市場調査もするはずだ。
これらの段取りで進めていくと、自分達の本当に求めている「音」は、悲しいがもう見えていないし、
マーケティングの結果、好ましいと思われる「音」が、自分達の求める音だ!と完全に摺り変わってしまっている。
こうなると、一気に自滅の方向に進むんだ。
その結果・・・

■どんなにライブを重ねても顧客は付かない。
■無理してCD作ったが、ほとんど縁故関係に押売り。
■オーディションに参加しても、ほとんどが一次予選にて敗退。
 良くて二次。絶対に優勝はありえん。

他とやっている事(どんなにそれが今現在の流行でも、成功しているモノがいても)と合せたらダメなんだ!
結構簡単なことだが、“本気”がゆえに盲目になり、勘違いが入るんだ!
完全プロ指向バンドは確かに上手い!しかしそれでは金は稼げない。
売れ線聴きたければ、今売れているプロの音を聴くって。ほんま。
当然プロの方が“商品”になっていますからな。

“余興”でやっている方は「売れる」と言うことは考えません。
「どうしたらウケるか」、「かっこよく見えるか」しか考えていなかったです。
参加しているメンバーは当然イキイキやります。当然だな。
自分たちの本当にやりたいことをやってますから。

やりたい事だけやってもプロにはなれない。またその反対でもプロにはなれない。
物凄いジレンマに陥り、やがてサラリーマンになっていく。
ライブいくら重ねても普通のモノであれば、金の無駄使いだ。止めた方が良いだろう。

で、俺様は以下の結論に到達した。
松坂(現レッドソックス)級でない、普通・普通+αレベルの成功(するかも)論だ。

●ライブは無意味。クチコミはあり得ない。
 結構これを信じている輩が多いが、それは夢だ。
 もしクチコミがあり得るのであればそれは、相当な大物だし、他とは違う楽曲センスか、強烈な個性があるかだ。
 「上手いね」「聴きやすいね」レベルならライブは金の無駄。
 ライブをやる時は、業界関係筋、有力な協力者、デビュー査定などの時のみの「勝負ライブ」を。
 結構イメージトレーニングも必要だ。

●“本気”ならば、バイトは普通の仕事なんかしない。
 ローディーでもなんでもよいから目指す業界に入る。
 なにがなんでも入る。入らないと、その先は絶対に始まらない。
 当然、生活に困るくらいの給料ですが夢の為です。

●絶対に妥協しない。諦めない。他は他。
 結構これってクセモノだ。若い内はいいのだが、その内時間が経つにつれ「友達が給料どうの、結婚がどうの、
 ベンツ買っただの・・・ 
で、今現在の俺は給料すら・・・」とまーいろいろ邪念を掻き立ててくれるのだ。
 そんな邪念にも打ち勝っていかなくてはいけない。それだけの目標を持っていろのだろう?
 くだらないようだが「絶対に妥協しない諦めない」が物凄い強い信念と決意を必要とするな。

●常に創作活動は続ける。練習は続ける。休んだら負け。
 まるで受験生だな。しかし練習を怠ると“ツケ”は結構でかく帰ってくるぞ!

以上ができれば、なにかしらその業界に生きることが出来るはずです。

もし偶然これを読んでいる者で、そのような志がある方者は参考にしてみな。
俺様のいろいろ見てきた、経験してきた結論だからな。

断っておくが、あくまでも俺様の私感だ。
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